【中古品】 ペルシャ 部族絨毯 シールジャーン 玄関 マット サイズ 87 x 52 cm No.AD675 天然 肉厚 ウール 手織り ハンドメイド トライバル ラグ マット カーペット 花瓶 カセクゼ模様 ヴィンテージ ビンテージ USED bc-ad675-087052h0719 [bc-ad675-087052h0719]

イラン・シールジャーン
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シールジャーン(シールジャン、スィールジャーン、シルジャン)はイラン南東部のケルマン州にあり、州都ケルマーンから南東へ160km程、車で2時間程の距離に位置する街です。
イランの首都のテヘランからは960km程度の距離です。
北に400km程度にヤズド、西に400km程度にはシラーズと部族絨毯の産地として知られる産地と、ペルシャ絨毯の産地ケルマンの真ん中に位置します。
ヤズド?バンダルアバス間の南北を結ぶ幹線道路とケルマン?シラーズへの幹線道路が交わる街です。
ペルシア湾経由などで南方からの商品移入経路のため経済特別区が設定されている都市で、鉄鋼石や銅鉱石を産出する鉱工業でが中心となっています。
人口30万人程度のシールジャーンは、ピスタチオの産地としても知られ、手織り物では現在キリムを生産しています。

現在シールジャーンでは、スマックキリムの生産がほぼ全てを占めており、毛足のある絨毯類の生産がごく僅かになっています。
2017年、ケルマーン州シールジャーンのキリム織りがユネスコの無形文化遺産に登録されました。
絨毯類は、シラーズの遊牧民部族絨毯を彷彿させるデザインのものが多く動物などのモチーフや連続するメダリオンを多用した素敵なデザインとしっかりとした織りが特徴です。
イラン絨毯関連の無形文化遺産登録はタブリーズ、カーシャーン、ファールスに次いでのこととなります。

シールジャンでで作られる絨毯は、ケルマン・アフシャル絨毯としてシャハレババクと並び最も品質の高いものとされています。
アフシャル族の伝統模様、様々な幾何学模様やボテ模様等の反復模様等のデザインが織られます。
その他、ゴルダニ(花瓶)模様やラーレ(チューリップ)模様、ゴルファランギ(ヨーロッパの花の意・写実的な花束模様)模様、ケルマン絨毯に倣った千花模様等、多彩で様々なデザインの絨毯があります。
縦糸にはコットン若しくはウールが使用され、ロルバフトで織られるケースが一般的です。

イラン・シールジャン(シールジャーン)産のビンテージ部族絨毯(トライバルラグ)です。
シールジャーンでは定住した遊牧民のアフシャルが織るアフシャル絨毯が有名です。
同ケルマン州のシャハレババクと並び高品質なケルマン・アフシャル絨毯として知られています。
シールジャーンでは現在キリムの生産がほぼ全てを占めており、毛足のある絨毯類は生産がほぼ行われていない絨毯です。
経年20年〜30年程度のお品で肉厚な毛足の良品〜美品と呼べる品物を、イラン本国にて専門業者によるクリーニング・メンテナンスを経て仕入れしてまいりました。
イラン本国でクリーニング済で、まろやかな色合いの毛足の状態の良品と呼べるコンディションです。
ビンテージ古着やアンティーク家具等がお好きな方にお勧めです。

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【見た目に、、、】
表地のウール毛足はやや短めに整えてあり、ぺたりとした印象ですが、豊富な毛足が密集して薄手ながらもほんのりと肉感があります。
経年のマイルドな色合いの印象で、ムラ感のある色合い変化を見せています。
全体にカラフルな配色をしていますが、ウールに染められた色合いは目に痛くないまろやかで優しい色合いの印象です。
中央にはカセクゼ模様があしらわれています。
カセクゼとはお皿や花瓶のモチーフを指し、この絨毯では中央に配された沢山の小花が活けられた皿の様な花瓶を指します。
やや経年の色落ちを見せています。全体的に短く毛足が整えられており、ややカスレ感を感じる毛足の短さです。
近めにはマットな見た目、遠目にツヤ感の感じる毛足で、角度によってクリーミーな色合いから光が反射して輝くような色合いへと印象を変えます。
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【触り心地は、、、】
面で触るとやや短めに整えられた毛足の、薄手ながらも豊富な毛足が密集してコシのある感触があります。
毛足に沿って撫でるとさらりとした感触です。
毛足の短い箇所はややスレ感を感じる箇所もあります。
ウールパイルの1本1本がふわふわとしたきめ細かな毛足で立ち上がりの良い毛足の状態です。
コットン縦糸でしっかりと織られた織地は、経年によりややくたっとした印象です。
肉感と共に床面の感触が身体に伝わり、包み込まれるような安心感ある優しい感触を味わえます。

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【状態詳細は、、、】
柔らかなウールを使用しておられた手織り絨毯で、イラン本国にてクリーニング済の良品状態です。
表地のウール毛足はやや短めに整えてあり、ぺたりとした印象ですが、豊富な毛足が密集して薄手ながらもほんのりと肉感があります。やや毛足のスレ感のある箇所もあります。
しっかりと織られたコットン縦糸の織地に密度高くウール毛足を携えています。
上に観葉植物のプランター等を置いても非常に安定するしっかりとした織り地です。
セルビッジ(両サイドのミミ・エッジ)部分はやや毛羽立つ様な印象です。
やわらかで味わい深い毛足の流れに日差しが当たることや、見る向きや角度によって見え方が鮮やかで光の反射するような色合いからまろやかな深みある色へと美しく変わります。
日差し、影、部屋の電気、間接照明など、朝、昼、夜で違った顔を見せてくれるところも素晴らしいところです。

全体的に使用感があり、織り地はくたっとした手触りです。
ビンテージ古着やアンティーク家具等のテイストがお好きな方にお勧めです。中古品に抵抗のある方にはお勧めいたしません。
本場イランでのクリーニングを経て気持ちよくお使いいただけます。本場イランでのクリーニングを経て気持ちよくお使いいただけます。

暮らしの中で年月と共に深まる風合いをお楽しみください。

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【サイズ感は、、、】
約90×60cmのサイズ感は、玄関マットとして最適なサイズです。
玄関マットやチェアマット、勝手口や姿見の足元等に幅広く使えるサイズです。
子供部屋のアクセントやファンヒーターストーブの前に敷くのもおススメです。
寝室ではベッドサイドの足元に敷くことで、1日の始まり、1日の終わりを特別な気持ちで過ごすことが出来ます。
オーディオに囲まれた音楽部屋や書斎、趣味の空間にもいいですね。
気分や季節によってポジションチェンジも気軽です。
手織りウールは冬あたたかく、夏はさらりとした質感で通年敷いていただけます。
天然ウールのやさしさをたっぷり楽しめる贅沢なサイズです。
良いラグはあなたの空間を特別なものに変えてくれます。 

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ペルシャ絨毯には毛の流れがあり、一方向に羊毛が若干”ねている”様になっています。
大きなサイズのペルシャ絨毯になりますと、毛の流れに光が反射して、光の当たる方向によって、見え方も若干変化してまいります。
日光と共に表情を変える天然ウールの絨毯の毛並みを楽しめるのも大きなサイズならではです。

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お部屋のアクセントとして、または玄関マットにも使えるサイズです。
ベットサイド、椅子やソファーの足元にもおススメです。
あたたかみのあるハンドメイドの絨毯が、床に絵を飾っている様に、毎日過ごすお部屋を素敵な空間にしてくれます。
あなたのお部屋のアクセントにどうぞ。

味のある家具やアンティークインテリア、コーヒーテーブル等と良い相性です。
お家のフローリング、カフェ、アパレルセレクトショップやヘアサロン内装や古民家等、多くの用途にご使用いただけます。

お客様に気持ちよくご利用いただくために、現地のカーペット専門クリーニング業者に依頼し、クリーニングを行った上輸入しております。
◆表裏面の水洗い　◆専用の特殊洗剤や天然石鹸を用いての洗浄　◆天日干しによる乾燥
これらを複数回に及び行い、さらに日本到着後、入念に検品とメンテナンスを行った後にお客様へご提供しております。

・新品・中古品に係わらず、ハンドメイドの商品の場合、多少のゆがみやヨレ折り目大きさの違い、色滲みムラやスレ毛羽立ちほつれなどがある場合がございます。
・繊維の奥に取り切れない極細かな粉状の繊維・ウールの抜けが発生することがございます。 
・ウールの油分による、特有の匂いがあることがございます。 
・現地業者により、管理番号が印字されている場合がございます。

ハンドメイドの風合いや、経年によるヴィンテージUSED品の味わいにご理解頂きご検討いただければ幸いです。
ご不明な点等はお気軽にお問合せ下さいませ。

※お部屋に敷いてからしばらくの間は、遊び毛と呼ばれる抜け毛が出てまいりますが、品質に問題はございませんのでご安心くださいませ。個体差がありますが数か月程度で落ち着いてまいります。

※画像に見えます黒っぽい影は織りジワです。

※ラグを保管・発送する際は、折り畳まれた状態、若しくはロール状態とさせていただいております。 折り畳まれた状態の場合、ラグにシワがつく場合がございます。 また、ロール状態の場合は丸まった状態のクセがつく場合がございます。 ラグを敷いて数週間〜数か月ほどでシワ・クセは取れてまいります。 ※季節・商品の状態により期間は異なります。

★敷物は素材や製法を問わず、高温多湿を嫌います。晴天の日にはお部屋に充分風を通してください。
ウール製品は湿気に弱いので乾燥を保つようお願いします。

直接加湿器の当たる場所、結露などのある場所でのご使用は避けてください。
月一回程度陰干しをして乾燥させ、日光に当てて干し、外に出して裏からはたいてホコリを出し、時々四隅をめくって風を通してください。

★羊毛の油分による独特の匂いがでる場合がございます。その際はよく晴れた日に表面裏面を風通しの良い場所でよく干して下さい。
日光・風通しによる乾燥を促すことで徐々に匂いが取れてまいります。

★家具同様に敷物にとっても日焼けの恐れのある直射日光はなるべくお避け下さい。

★家具の脚が絨毯にかかる場合は、脚底にフェルトなどを当ててください。
時折配置する場所を変えたり、絨毯の方向を変えてお使いください。

★水等をこぼした際は、速やかに乾いたタオル等で叩くように吸い取ってください。
色の滲みを防ぐため擦らないでください。

★部分的に汚れた場合、速やかに乾いた布に薄めた中性洗剤(ウール洗剤)を含ませ、水分を切ったうえで、絨毯表面の汚れを叩くように取り除いてください。
汚れが取れない場合は、無理をせずメンテナンスの専門家にお任せ下さい。